「楽譜は読めるけれど、弾き方が合っているか分からない」
「リズムや雰囲気が正しいのか不安」
そんな不安を抱える50代の方へ。
耳・目・手を連携させた“感覚重視”の練習法で、動画を活用しながら自然に演奏力を高めていく方法をご紹介します。
ステップ①:楽譜選びと音のイメージづくり
好きな曲・思い出の曲を選ぶ
まずは、知っている曲・好きな曲・思い出の曲から選びましょう。
すでに耳にしたことがある曲なら、
- どんな雰囲気か
- メロディの流れ
- リズムの感じ
などが自然と頭に浮かびやすく、「音のイメージ」がつかみやすくなります。
💡たとえばサザンオールスターズの「TSUNAMI」や「真夏の果実」など、聴いたことのある曲なら、「この部分は静かに始まるな」「ここは盛り上がる」など、感覚的に理解できるので、楽譜の読み取りもスムーズになります。
ただし、好きな曲でも自分のレベル以上の楽譜を選んでしまうと、途中で挫折しやすくなります。
🎼「TSUNAMI」「真夏の果実」の楽譜選びについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
👉 『TSUNAMI』ピアノ楽譜の選び方|50代からの私革命と再スタートにおすすめの1曲
👉『真夏の果実』ピアノ楽譜の選び方|50代からの私革命と再スタートにおすすめの1曲
ステップ②:スマホとYoutubeを活用した練習環境づくり
- 片耳イヤホンで音を聴きます(周囲の音も確認できるので安心)
- 楽譜を見ながら鍵盤を確認します
- 指の動きを動画で真似します
- 難しい部分は再生速度を落として繰り返し再生します

📱スマホでYouTubeの再生速度をゆっくりにする方法


🎵初心者には「0.5倍速」がおすすめです。
✅指の動き・音のタイミング・ペダルの使い方がよく分かります。
ステップ③:片手練習から始める
- 右手・左手をそれぞれ完璧にしてから両手練習へ
- 苦手な部分を見つけて、反復練習を繰り返します
ステップ④:耳・目・手の連携で自然に覚える
耳=動画の音
目=楽譜と鍵盤
手=指の動き
この3つを連携させることで、細かい音符の読み方が分からなくても、感覚的に演奏できるようになります。
まとめ:50代からのピアノは「感覚」と「楽しさ」が鍵
ブランクがあっても、耳・目・手を連携させた練習法なら、音楽が自然と身体に染み込んでいきます。
「もう一度弾きたい」という気持ちを大切に、無理なく、楽しく、そして自分らしく続けていきましょう。
次のステップへ:指が動かないと感じたら
この練習法を続けていると、「指が思うように動かない」という壁にぶつかることがあります。
そんなときは、指の動きを鍛える「指トレーニング」を取り入れるのがおすすめです。
👉 50代からのピアノ再スタート|『全訳ハノンピアノ教本』活用|1〜5番で指の基礎力を育てる10分練習法
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