エクオールを作れる人・作れない人の違いとは？私の検査結果から見えたこと

「エクオールって、作れる人と作れない人がいるって本当？」

「本当です」

実は、私も最初は知りませんでした。 

でも、エクオール検査を受けてみて「作れない体質」だと分かったとき、いろんなことが見えてきたんです。

「作れないから終わり」ではなく、「作れないからこそ、できることがある」 
そんな前向きなセルフケアのヒントを、私の体験を通してお届けします。

エクオールが作られる仕組み

エクオールは、大豆イソフラボンの一種「ダイゼイン」が、腸内の特定の細菌によって変換されてできる成分です。

この変換には「エクオール産生菌」と呼ばれる腸内細菌が必要で、この菌を持っているかどうかが、エクオールを作れるかどうかの分かれ道になります。

つまり、大豆を食べていても、腸内にこの菌がいなければエクオールは作られないということなんです。

作れる人・作れない人の違い

日本人女性の約半数は、腸内でエクオールを作れない体質だとされています
👉大塚製薬公式サイトより

作れる人	作れない人
エクオール産生菌を持っている	菌を持っていない、または少ない
発酵食品や食物繊維をよく摂っている	食生活が偏っている
腸内環境が整っている	腸内環境が乱れがち

エクオール検査について

自分の体質を知ること

私自身、エクオール検査を受けてみたところ、結果は「レベル2」。
5段階中の下から2番目で、ほとんどエクオールを作れていない体質だと分かりました。

正直、少しショックでした。
でもこの結果が、自分に合ったケアを選ぶきっかけになったんです。

一方で、エクオールをしっかり作れる体質の方もいます。
そういう方は、すでに体内で十分な量が作られているため、サプリを飲んでも効果を感じにくい場合があるんです。

では、エクオールを作れる人はどうしたらいいのでしょうか？

✅ まずは、今の体質を維持することが大切です。
腸内環境が乱れると、エクオール産生菌が減ってしまうこともあるので、食生活やストレス管理がポイント。

✅ 大豆製品を日常的に取り入れることで、ダイゼインの供給をキープ。
納豆、豆腐、味噌など、無理なく続けられる形で取り入れるのがおすすめです。

✅ **サプリは「補助的な選択肢」**として考えると◎。
体調やライフステージに応じて、必要なときだけ使うのもひとつの方法です。

検査方法は？

エクオール検査は、自宅で簡単にできます。
専用キットを使えば、尿を採取して送るだけ。病院に行く必要はなく、誰でも気軽にチェックできます。

「自分はエクオールを作れているのか？」を知ることで、体質に合ったケアやサプリ選びがしやすくなりますよ。

作れない人はどうすればいい？

「作れないなら、大豆を食べても意味がないの？」と思われるかもしれません。 
でも、実はそうではないんです。

作れない人でも、できることはあります。

食生活の見直しで腸内環境を整える

🔸 納豆や味噌などの発酵食品は、腸内環境を整える力があります
🔸 食物繊維やオリゴ糖が豊富な大豆製品は、善玉菌のエサになります
🔸 腸内環境が整えば、将来的にエクオール産生菌が育つ可能性もゼロではありません

💡「今は作れないけど、未来の自分のために育てる」
そんな意識で、大豆製品を取り入れることは十分価値があります。

サプリで補うという選択肢

🔸 大塚製薬の「エクエル」は、エクオールを直接摂取できるサプリ
🔸 1日10mg程度が目安で、効率よく補えます
🔸 更年期症状の緩和、美肌、骨密度維持などの効果が期待されます

「作れないなら、外から補う」
それも立派なセルフケアです。

継続的な腸活で体質改善を目指す

🔸 睡眠やストレス管理で腸の働きを整える
🔸 軽い運動で腸の蠕動（ぜんどう）運動を促進
🔸 発酵食品＋食物繊維で善玉菌を育て

腸内環境は、日々の積み重ねで変わる可能性があります。
だからこそ、「腸活」は体質改善の土台づくりなんです。

まとめ

エクオールは、大豆イソフラボンが腸内細菌によって変換されてできる成分で、腸内環境によっては作れない人もいます。
自分の体質を知ることで、ムダなく・自分に合ったケアができるようになります。

私自身、検査をきっかけに「作れない体質」と分かり、サプリや食生活を見直すことができました。

まずは、自分の体質を知ることから始めてみませんか？