⚠️ 本記事は筆者の個人的な経験・考えに基づく情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資にはリスクがあり、元本割れの可能性があります。投資判断はご自身の責任のもとで行ってください。
「投資信託って何?株と何が違うの?」——投資を始めようとしたとき、最初に疑問に思いますよね。
私はこの疑問を、2冊の本で解消しました。
- 山崎元・水瀬ケンイチ著「ほったらかし投資術」(朝日新書)
- 両学長著「改訂版 本当の自由を手に入れる お金の大学」(朝日新聞出版)
どちらにも共通していたのが、「インデックスファンドを選べば、投資の知識がなくても資産を増やせる」という考え方です。
この記事でわかること
- 投資信託と株の違い(図解)
- インデックスファンドとアクティブファンドの差
- 信託報酬という「見えないコスト」の怖さ
- 50代が選ぶべきファンド1本の結論
投資信託とは?株との違いをわかりやすく
投資信託とは、多くの人のお金をまとめて運用する金融商品です。
1本買うだけで、世界中の何千社もの株に自動的に分散投資できます。
| 比較 | 株(個別株) | 投資信託 |
|---|---|---|
| 投資先 | 1社〜数社 | 100〜8,000社以上 |
| リスク | 1社に集中 | 広く分散 |
| 必要な知識 | 企業分析が必要 | 選ぶだけでOK |
| 最低金額 | 数万〜数十万円 | 100円〜 |
| 初心者向け | 難しい | 最適 |
インデックスファンドとアクティブファンドの違い
インデックスファンド(おすすめ)
日経平均・S&P500・全世界株式指数などの市場指数に連動するファンド。
運用コスト(信託報酬)が低く、年0.05〜0.2%程度。人が銘柄を選ばないためコストが最小限です。
アクティブファンド(注意が必要な理由)
専門家が銘柄を選んで運用するファンド。信託報酬は年1〜2%と高め。
「ほったらかし投資術」では、長期的にはアクティブファンドの多くがインデックスに勝てていないという事実をデータとともに示しています。
高いコストを払って、平均以下の成績になるリスクがあるという考え方です。
信託報酬という「見えないコスト」の大きさ
「ほったらかし投資術」が特に重視するのがコスト(信託報酬)の問題です。
信託報酬とは、毎年保有額に対してかかり続ける手数料のこと。
100万円を20年運用した場合の信託報酬の差(概算)
- 信託報酬 0.05%(インデックス)→ 20年で約1万円のコスト
- 信託報酬 1.5%(アクティブ)→ 20年で約26万円以上のコスト
※簡易計算。複利効果により実際の差はさらに広がります
コストの差は、20年という時間の中で想像以上に大きくなります。
老後資金作りに投資信託が向いている理由
- 100円から始められる——試しながら学べる
- 毎月自動で積み立てできる——設定後は手間ゼロ
- NISAで運用すれば利益に税金ゼロ——通常20.315%かかる税金が不要
- 長期保有ほどリターンが安定——複利の効果が最大化する
50代初心者が選ぶべきファンドは1本だけ
「ほったらかし投資術」「お金の大学」ともに、初心者には全世界株式インデックスファンド1本が推奨されています。
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」1本だけ
信託報酬:年0.05775%(業界最安水準)
全世界約3,000社以上に分散投資。日本・先進国・新興国すべてをカバー。
複数のファンドを組み合わせる必要はありません。
まとめ
- 投資信託は世界中の株に自動分散できる老後資金作りの有力なツール
- インデックスファンドは低コストで長期運用に向いている
- 信託報酬の差は20年で大きな差になる——コスト選びが重要
- 選ぶのは「eMAXIS Slim 全世界株式」1本。NISAで非課税運用がベスト
参考文献
- 山崎元・水瀬ケンイチ著「全面改訂 第3版 ほったらかし投資術」(朝日新書、2022年)
- 両学長著「改訂版 本当の自由を手に入れる お金の大学」(朝日新聞出版、2025年)
- 山崎元・大橋弘祈著「新NISA対応 超改訂版 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」(文響社)

コメント